デジタル大辞泉
「無益」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
む‐やく【無益】
※高野本平家(13C前)二「此謀反〈略〉無益(ムヤク)なりと思ふ心つきにけり」
② いまいま
しいこと。癪
(しゃく)にさわること。また、そのさま。
※いさなとり(1891)〈
幸田露伴〉四三「口も碌
(ろく)にはきかぬ男の腹の中
(うち)無益
(ムヤク)にむづかしく」
むやく‐し・い【無益】
〘形口〙 むやく
し 〘形
シク〙 くやしい。癪
(しゃく)にさわる。腹が立つ。
むやくし‐さ
〘名〙
む‐えき【無益】
〘名〙 (形動)(「えき」は「益」の
漢音) 利益のないこと。役に立たないこと。また、そのさま。むだ。むやく。
※
談義本・教訓乗合船(1771)二「およばぬ事をのみ、願ふ故に、無益
(ムヱキ)に
神心(しんしん)を労し」 〔
書経‐旅獒〕
むやく‐し【無益】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「無益」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報