無辺光(読み)ムヘンコウ

デジタル大辞泉 「無辺光」の意味・読み・例文・類語

むへん‐こう〔‐クワウ〕【無辺光】

仏語阿弥陀仏の発する十二光の一。一切の世界をあまねく照らす光明
無辺光仏」の略。
勢至菩薩せいしぼさつ異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無辺光」の意味・読み・例文・類語

むへん‐こう ‥クヮウ【無辺光】

[1] 〘名〙 仏語。十二光の一つ阿彌陀仏の光が一切の世界をあまねく照らしてかぎりがないことをたたえたもの。
教行信証(1224)二「普放无量无辺光〈略〉超日月光塵刹
[2]
[一] 無辺光仏のこと。
[二] 勢至菩薩(せいしぼさつ)のこと。

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