阿彌陀仏（読み）あみだぶ

精選版 日本国語大辞典

あみだ‐ぶ【阿彌陀仏】

(「あみだぶつ（阿彌陀仏）」の変化した語)

[一] ＝あみだ（阿彌陀）(一)

[二] 口に唱える阿彌陀の名号。

※成尋母集（1073頃）「あみだぶの絶間苦しき尼はただいをやすくこそ寝られざりけれ」

あみだ‐ぶつ【阿彌陀仏】

[一] ＝あみだ（阿彌陀）(一)

※続日本紀‐天平宝字五年（761）六月辛酉「十七日間 請_二僧十人_一礼_二拝阿彌陀仏_一」

[二] 口に唱える阿彌陀の名号。

あみだ‐ほとけ【阿彌陀仏】

＝あみだ（阿彌陀）(一)

※源氏（1001‐14頃）朝顔「うちにも御心のおににおぼすところやあらむ、とおぼしつつむほどに、あみだほとけを心にかけて念じたてまつり給ふ」

出典　精選版 日本国語大辞典