焦土外交(読み)ショウドガイコウ

デジタル大辞泉 「焦土外交」の意味・読み・例文・類語

しょうど‐がいこう〔セウドグワイカウ〕【焦土外交】

敵の攻撃を受けて国が焦土と化しても、あくまで国策を遂行するという外交満州事変当時に、内田康哉外相が帝国議会で述べた語に基づく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焦土外交」の意味・読み・例文・類語

しょうど‐がいこう セウドグヮイカウ【焦土外交】

〘名〙 たとえ国が焦土と化しても断固として国策を遂行しようとする外交。満州事変の際、時の外相内田康哉が衆議院本会議で述べたのにはじまる語。〔新聞語辞典(1933)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android