焼尽(読み)ショウジン

デジタル大辞泉 「焼尽」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じん〔セウ‐〕【焼尽】

[名](スル)残らず焼けてしまうこと。焼けてなくなること。また、焼きつくすこと。「戦火全市焼尽する」
[類語]火事火災火難出火失火炎上大火小火ぼや小火しょうか自火近火急火怪火不審祝融しゅくゆう回禄かいろく大火災大火事山火事火の海焼失焼亡丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火火の手下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼尽」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じん セウ‥【焼尽】

〘名〙 すっかり焼けること。焼きつくすこと。〔文明本節用集(室町中)〕
※土(1910)〈長塚節〉二五「大きな建物を焼尽(セウジン)するには時間を要した」 〔王禹偁‐歳暮感懐胎馮同年中允詩〕

やき‐つく・す【焼尽】

〘他サ五(四)〙 すべてを焼く。ことごとく燃やす。
※観智院本三宝絵(984)中「堂塔をこぼち、仏経をやきつくし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android