煮抜(読み)にぬき

精選版 日本国語大辞典 「煮抜」の意味・読み・例文・類語

に‐ぬき【煮抜】

〘名〙
① 水を多くして炊いた飯からとった粘液状の汁。おもゆ。おねば。にぬきめし。
料理物語(1643)二〇「煮貫は〈略〉汲返し汲返し三返こしてよし」
※雑俳・二刀(1716‐36)「腰元を煮ぬきに仕たる風呂上り」

に‐ぬ・く【煮抜】

〘他カ四〙 よく煮る。煮つめる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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