熊ノ湯温泉(読み)クマノユオンセン

デジタル大辞泉 「熊ノ湯温泉」の意味・読み・例文・類語

くまのゆ‐おんせん〔‐ヲンセン〕【熊ノ湯温泉】

長野県志賀高原にある温泉泉質硫黄泉。熊がこの湯で傷を治したという伝説がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「熊ノ湯温泉」の意味・わかりやすい解説

熊ノ湯温泉
くまノゆおんせん

長野県北東部,志賀高原にある温泉。角間川上流にのぞみ,標高 1700mの高地にある。山ノ内温泉郷の1つで,山ノ内町に属する。泉質は単純泉,硫黄泉。泉温は 58℃。一帯はシラカバ林や高層湿原植物が多く,古くからスキー場としても有名。志賀草津道路 (国道 292号線) の開通により,観光客も多い。上信越高原国立公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「熊ノ湯温泉」の意味・わかりやすい解説

熊ノ湯温泉
くまのゆおんせん

長野県下高井郡山ノ内町にある温泉。角間川(かくまがわ)の上流に位置し、標高1700メートル。志賀高原の観光上の一中心地。幕末松代藩(まつしろはん)士が巡視の際発見し、その後クマがこの湯で傷を治していたという話から命名された。付近にはスキー場がある。泉質は硫黄泉。近くを志賀草津道路が通り、長野電鉄湯田中駅からバス約40分。

[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android