熟鮨(読み)なれずし

精選版 日本国語大辞典 「熟鮨」の意味・読み・例文・類語

なれ‐ずし【熟鮨】

〘名〙 (「なれ」は熟する意) 魚介類を発酵させ、酢を使わずに、自然の酸味で食べる鮨。塩漬けにした魚に、塩を混ぜた飯をつめて漬けたものと、魚のそぎ身と飯を混ぜ合わせて漬けたものがある。《季・夏》 〔紀伊続風土記(1839)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android