異なる種類の導体(または半導体)を接合し、接合部分の温度に差をつけると、一般にこの回路に電流が流れる。この現象をゼーベック効果といい、この電流を熱電流という。熱電流は、この回路に発生した起電力によって引き起こされる。これが熱起電力である。熱起電力は、導体中に温度差が生じたことによる熱の流れと、それに伴っておこる電子の流れとの比が、導体の種類によって異なることから引き起こされる。熱電流を利用して発電を行うことができる。これを熱電発電という。普通、p形の半導体とn形の半導体を接合したものを素子として用いるが、熱効率は低い。
[野口精一郎]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新