片違(読み)かたたがい

精選版 日本国語大辞典 「片違」の意味・読み・例文・類語

かた‐たがい ‥たがひ【片違】

〘名〙 (形動)
① 物の順序形状高低などが、そろっていないこと。ふぞろいであること。参差(しんし)
書紀(720)欽明二年三月「前後(さきのち)(ついで)を失ひて、兄弟参差(カタタカヒ)なり」
② 仲たがいすること。離反すること。
※俳諧・青根が峯(1698)俳諧自讚之論「かた違ひする事、是又師の縁のうすきなげき也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android