牛枠(読み)うしわく

精選版 日本国語大辞典 「牛枠」の意味・読み・例文・類語

うし‐わく【牛枠】

〘名〙
② 竹や木材のわく組みの中に石を詰めた水防施設。主として砂石川の堤防に使用される。

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改訂新版 世界大百科事典 「牛枠」の意味・わかりやすい解説

牛枠 (うしわく)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の牛枠の言及

【牛類】より

…基本的には,杭状の部材を三角錐あるいは方錐体状に組んだもので,その形があたかも2本の角をもっているように見えることからこの名がある。牛枠,聖牛(せいぎゆう)(ひじりうしとも),猪子(いのこ)など多数の種類がある(図)。河床が砂利や石などから成り,杭などを打ち込むことがむずかしい扇状地河川に主として設置され,流されるのを防ぐため,竹や鉄線で細長く編んだ籠に石をつめたもの(蛇籠という)などを重石として用いる。…

※「牛枠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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