特操(読み)とくそう

精選版 日本国語大辞典 「特操」の意味・読み・例文・類語

とく‐そう ‥サウ【特操】

〘名〙 常に変わらないみさお。かたく守って変わらない志。
※徂徠集(1735‐40)二三・与藪震菴「徒以世人所尊信、而尊信宋人、是従流俗而無特操者也」 〔荘子斉物論

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普及版 字通 「特操」の読み・字形・画数・意味

【特操】とくそう(さう)

その人自身の操守。〔荘子、斉物論〕罔兩(まうりやう)(ぼんやりした影)景(かげ)に問うて曰く、曩(さき)には子(し)行きしに、今は子止まる。曩には子坐せるに、今は子(た)つ。何ぞ其れ特操無きやと。

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