玉虫塗(読み)たまむしぬり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「玉虫塗」の解説

玉虫塗[漆工]
たまむしぬり

東北地方宮城県の地域ブランド。
仙台市で製作されている。1932(昭和7)年、仙台にあった商工省国立工芸指導所で開発された。漆器本来の本堅地下地をほどこした後、全面銀粉を蒔き、最後に特殊な玉虫漆で仕上げる。玉虫の羽根に似た豊麗色調光沢を有することから玉虫塗と命名された。和・洋のどちらにも調和する漆器として親しまれている。宮城県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「玉虫塗」の解説

玉虫塗

宮城県で生産される漆器。県の伝統的工芸品に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android