玉造町(読み)たまつくりまち

日本歴史地名大系 「玉造町」の解説

玉造町
たまつくりまち

面積:六九・三八平方キロ

郡の北西部にあり、西は霞ヶ浦に臨み、東は北浦村・鹿島郡鉾田ほこた町、北は東茨城郡小川町、南は麻生あそう町に接する。東部・北部一帯は標高三〇メートル前後の丘陵・台地で、平坦部は畑地、傾斜部は山林を形成。町のほぼ中央を南流し霞ヶ浦に注ぐ梶無かじなし川をはじめとする小河川沿いと南部・西部の霞ヶ浦湖岸は、平坦な水田地帯となっている。

明治二二年(一八八九)の町村制施行により、芹沢せりざわ捻木ねじき若海わかうみ谷島やじまの四村が合併して現原あらはら村、沖洲おきす羽生はにゆう八木蒔やきまきはまの四村が合併して立花たちばな村、井上いのうえ出沼いでぬま藤井ふじい荒宿あらじゆくの四村が合併して玉川たまがわ村が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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