王 羲之(読み)おうぎし

旺文社世界史事典 三訂版 「王 羲之」の解説

王 羲之
おうぎし

307〜365?
東晋 (とうしん) の書家
字 (あざな) は逸少 (いつしよう) 。右軍将軍・会稽 (かいけい) 内史となったが,官をやめ会稽で悠々自適。古今第一の書家といわれ,楷書行書 (ぎようしよ) ・草書の三体を初めて芸術的に完成し,“書聖”と称された。代表作は『楽毅論 (がつきろん) 』『蘭亭序 (らんていじよ) 』『十七帖』『喪乱帖』『孔侍中帖』など。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android