珍妙(読み)チンミョウ

デジタル大辞泉 「珍妙」の意味・読み・例文・類語

ちん‐みょう〔‐メウ〕【珍妙】

[名・形動]《珍しくてすぐれている意から》かわっていておかしいこと。また、そのさま。「珍妙格好
[派生]ちんみょうさ[名]
[類語]珍奇珍しいめずらまれ稀有けう異例ちん珍稀ちんき珍貴たま得難い貴重珍重貴い高貴大切重要異彩異常異様奇異奇妙みょう面妖めんよう不思議不可解不審不自然奇怪奇態風変わり特異異状非常別条変ちくりん変てこ変てこりん妙ちきりんけったいおかしいおかしな奇天烈きてれつ新奇奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない言語道断無茶めちゃむちゃくちゃめちゃくちゃめちゃめちゃ滅法法外無理乱暴無体理不尽非理不当不条理不合理非合理狂的

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珍妙」の意味・読み・例文・類語

ちん‐みょう ‥メウ【珍妙】

〘名〙 (形動)
① めずらしく、すぐれていること。また、そのさま。
私聚百因縁集(1257)六「天より珍妙(チンメウ)花雨(ふ)り下り」
② かわっていておかしいこと。また、そのさま。「珍妙な格好」
搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉病める革命家日記から「元来同じ人間が、一方では強盗をし、一方ではそれを警戒するなんて珍妙(チンメウ)ぢゃありませんか」

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