瓢箪の川流れ(読み)ヒョウタンノカワナガレ

デジタル大辞泉 「瓢箪の川流れ」の意味・読み・例文・類語

瓢箪ひょうたん川流かわなが

うきうきして落ち着きのないようすのたとえ
あてもなくぶらぶらしているようすのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瓢箪の川流れ」の意味・読み・例文・類語

ひょうたん【瓢箪】 の 川流(かわなが)

  1. うきうきして落ち着きのないさまをたとえていう。
    1. [初出の実例]「そなた思へばひゃうたんの川流れ、浮に浮いて来た物」(出典:歌謡・淋敷座之慰(1676)吉原紋尽しのたたき)
  2. のらりくらりとしているさま、あてもなくぶらぶらとしているさまをたとえていう。
    1. [初出の実例]「いかなるへうたんの川ながれなるかる口も、少はしぶりしぶりし給ふべしと思ひしに」(出典:咄本・一休咄(1668)二)

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