普及版 字通 「甘楽」の読み・字形・画数・意味 【甘楽】かんらく 甘んじて楽しむ。〔漢書、武伝〕常に肝腦の地に塗(まみ)れんことを願ふ。今身をして自ら效(いた)すを得ば、斧鉞(ふゑつ)(斬殺の刑)湯(たうくわく)(烹殺の刑)をると雖も、に之れを甘樂せん。字通「甘」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
改訂新版 世界大百科事典 「甘楽」の意味・わかりやすい解説 甘楽[町] (かんら) 群馬県南西部,甘楽郡の町。1959年小幡町を中心に成立。人口1万3618(2010)。富岡市の南東に接し,上信電鉄線が通じる。町域は利根川支流の鏑川南岸の段丘と,鏑川に注ぐ雄川流域の山間を占める。中心集落の小幡は江戸時代,小幡藩2万石の陣屋町として栄え,上信電鉄線の駅がある福島は中山道の裏街道下仁田道の宿場町であった。養蚕のほか,コンニャクやキュウリの栽培,酪農が行われる。リンゴも栽培されている。執筆者:千葉 立也 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報