生写(読み)いきうつし

精選版 日本国語大辞典 「生写」の意味・読み・例文・類語

いき‐うつし【生写】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 生きているものの姿をそのままに写しとること。また、その絵。しょううつし。写生
    1. [初出の実例]「Iqiutçuxini(イキウツシニ) カク」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 人やものが他の人やものと区別のしにくいほどよく似ていること。また、その人やもの。
    1. [初出の実例]「此様にも生うつしにするといふは、不思儀な事じゃなあ」(出典:虎寛本狂言・鬼瓦(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android