生年百に満たず(読み)せいねんひゃくにみたず

故事成語を知る辞典 「生年百に満たず」の解説

生年百に満たず

人生の短さを表すことば。

[使用例] しかしながら生年百に満たぬ人の生の六年は、決して短い月日では無い[徳冨蘆花*みみずのたわこと|1913]

[由来] 「文選」に収録された、作者不詳の詩「古詩十九首」の一節。「生年百に満たず、常にせんざい憂いいだく(人の寿命はふつうは一〇〇歳にも届かないのに、一〇〇〇年も先のことまで心配している)」のあと、今を楽しむことが大切だとうたっています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

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