生石崎(読み)おいしざき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「生石崎」の意味・わかりやすい解説

生石崎
おいしざき

兵庫県淡路島、洲本市(すもとし)由良(ゆら)にある岬。紀淡海峡に突出し、前面に友ヶ島が望める景勝地で、付近一帯は保養地として、バンガロー、テント村などがある。岬の中腹には『日本書紀』垂仁(すいにん)天皇3年にみえる渡来人の新羅(しらぎ)王子天日槍(あめのひぼこ)を祀(まつ)った生石神社がある。但馬(たじま)の出石(いずし)に安住した天日槍の子孫が住んでいたともいわれる。山麓(さんろく)一帯では鳴門(なると)ミカンの栽培が盛んである。

[吉田茂樹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生石崎」の意味・わかりやすい解説

生石崎
おいしざき

生石鼻」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android