用力(読み)ようりょく

精選版 日本国語大辞典 「用力」の意味・読み・例文・類語

よう‐りょく【用力】

〘名〙 もちいる力。作用する力。また、はたらき。威力功用
今昔(1120頃か)二〇「龍の用力強きに依て、心に任せて抓み砕き散む事不能ずして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「用力」の読み・字形・画数・意味

【用力】ようりよく

努力する。〔甌北詩話、五〕(東坡の詩)此(かく)の如きの爽勁(さうけい)、坡(軾、東坡)は揮灑(きさい)(さっと筆を振るう)を以て之れを出だす。て用力の迹を見ず、謂(いはゆる)天才なり。

字通「用」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android