田京村(読み)たきようむら

日本歴史地名大系 「田京村」の解説

田京村
たきようむら

[現在地名]大仁町田京・田中山たなかやま

狩野かの川東岸に位置し、北は御門みかど村。寛永一二年(一六三五)検地があったと伝える(増訂豆州志稿)。延宝五年(一六七七)の「伊豆鏡」によると高六八六石余、元禄初年高帳では新田高一石余。江戸時代初期は幕府領、宝永四年(一七〇七)上野高崎藩領、享保二年(一七一七)幕府領となり、同一三年一部が陸奥棚倉藩領、延享三年(一七四六)上野館林藩領となる。天明五年(一七八五)相模小田原藩領となり、幕府領分とともに幕末まで続く(「韮山町史」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android