田棒(読み)たなんぼう

精選版 日本国語大辞典 「田棒」の意味・読み・例文・類語

たなん‐ぼう【田棒】

〘名〙 長野県苗見竹のこと。種まきのあと、苗代に楊、空木(うつぎ)真弓(まゆみ)、桂などの小枝をさし立て、苗の生長度を見るが、同時に田の神の依代(よりしろ)とも考えられているもの。たなんべい

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android