田稗(読み)たびえ

精選版 日本国語大辞典 「田稗」の意味・読み・例文・類語

た‐びえ【田稗】

〘名〙 ヒエ品種で、水田に適するもの。たのひえ。たのみの。
※大和耕作絵抄(1688‐1704頃)懸水「中にも田ひへといふ物は実黒砂(くろすな)のごとくにて」

た‐の‐ひえ【田稗】

〘名〙 =たびえ(田稗)新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android