甲州雨畑硯(読み)こうしゅうあまはたすずり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「甲州雨畑硯」の解説

甲州雨畑硯[文房具]
こうしゅうあまはたすずり

北陸甲信越地方、山梨県地域ブランド
南巨摩郡鰍沢町で製作されている。江戸時代の1690(元禄3)年、富士川支流の早川河原にて黒一色石が発見された。これを硯にしたことが甲州雨畑硯の起源黒石粒子が程よく墨をかみ、やわらかな感触をもつため、昔からその石質が高く評価されている。山梨県郷土伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android