画龍点睛を欠く(読み)がりょうてんせいをかく

精選版 日本国語大辞典 「画龍点睛を欠く」の意味・読み・例文・類語

がりょうてんせい【画龍点睛】 を 欠(か)

(「画龍点睛」の故事から) 全体としてはよくできているにもかかわらず、肝心なところが不十分であることのたとえ。
明治天下(1895)〈人見一太郎〉六「顔には立派の英雄の標本たる資格が、具はりて居れど、惜しい哉、〈略〉画竜点睛(グヮリャウテンセイ)の妙を欠いて居る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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