精選版 日本国語大辞典 「番番」の意味・読み・例文・類語
つがい‐つがい つがひつがひ【番番】
〘名〙 ものごとの、いくつかある区切りめのそれぞれ。また、からだなどの関節ごと。
※古文真宝笑雲抄(1525)二「関鎖とはつがいつがいなり又結処なり」
※サントスの御作業(1591)二「ゼンシンノ tçugai(ツガイ) tçugai(ツガイ) ハナレバナレニ ナルヤウニ」
※波形本狂言・泣尼(室町末‐近世初)「初ての所でも有、ずいぶんつがいつがいを見合て泣ておくりやれ」
ばん‐ばん【番番】
※栂尾明恵上人遺訓(1238)「仏の番々(バンバン)に出世して、衆生を仏に成さんとし給ふ法を」
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