デジタル大辞泉
「異色」の意味・読み・例文・類語
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い‐しょく【異色】
〘名〙
① 同じでない色。また、普通とはちがった色。
※
田氏家集(892頃)下・禁中瞿麦花詩三十韻「重栄兼
二絵意
一、異色度
二炎涼
一。不
レ問洲蘋白、誰占県菊黄」 〔沈約‐和劉中書仙詩〕
② 普通と変わっていて目だつこと。目だった特色があること。
※垂加文集(1714‐24)一「埋レ犬記〈略〉見二異色之人一、雖レ昼吠レ之」
こと‐いろ【異色】
〘名〙
① 別の色。他の色。
※順徳院百首(1232)冬「冬来てもなほ時あれや庭の菊こといろ染むる
四方の嵐に」
※
浄瑠璃・芳野の内裡(1708)一「二せと契りしわが
つまを、うきこといろにねとられて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報