痛所(読み)いたみしょ

精選版 日本国語大辞典 「痛所」の意味・読み・例文・類語

いたみ‐しょ【痛所】

〘名〙 からだの中で、けがなどのため、痛みを感じる部分。痛い所。痛む場所。いたみどころ。
浮世草子懐硯(1687)五「面疵(おもてきず)(イタミ)所を養生しけるこそ」

いたい【痛】 所(ところ)

明暗(1916)〈夏目漱石〉一二四「痛(イタ)い所(トコロ)に触れる必要は何処にもなかった」

いたみ‐どころ【痛所】

〘名〙 =いたみしょ(痛所)〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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