登坂車線(読み)トハンシャセン

デジタル大辞泉 「登坂車線」の意味・読み・例文・類語

とはん‐しゃせん【登坂車線】

とうはんしゃせん(登坂車線)

とうはん‐しゃせん【登坂車線】

登り坂が続く車道で、重量車両が低速度で登坂するための車線。走行車線の外側に設けられる。とはんしゃせん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の登坂車線の言及

【高速道路】より

…ドイツのアウトバーンでは日本よりやや広く,またアメリカでは中央分離帯を広くとるなど全般に余裕のある設計がなされている。以上のほか,本線の付加車線として,長い上り坂で交通量の多い場合に,容量の確保と安全のため,低速で走行する車両専用に登坂車線が設けられる。またインターチェンジや休憩施設など,本線から自動車が流出入する個所には,流出入車の速度調節のため,70~200mの長さの変速車線が設けられる。…

【道路】より

…この曲線を縦断曲線といい,放物線を用いるのがふつうである。また急な上りこう配がある程度続くと,荷を積んだトラック等は速度の低下が著しく,後続する自動車の円滑な走行を妨げるので,トラック専用の車線(登坂車線)を余分に設ける場合もある。
[道路の構造]
 道路の構造には横断形状と力学的構造とがある。…

※「登坂車線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android