白金物（読み）シラガナモノ

デジタル大辞泉「白金物」の意味・読み・例文・類語

「しろがなもの」に同じ。

甲冑かっちゅうなどにつける、銀製または銀めっき製の金具。

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〘名〙鎧(よろい)や腹巻の金具廻(かなぐまわり)や据文(すえもん)金物に用いる銀金具。しらがなもの。

※平松家本平家（１３Ｃ前）二「入道〈略〉赤地錦の直垂(ひたたれ)に、白金物(しロがなもの)打たる黒糸威(くろいとおどし)の腹巻胸板責て」

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