日本歴史地名大系 「百戸大神」の解説 百戸大神ももとおおかみ 福井県:足羽郡美山町羽生村百戸大神[現在地名]美山町薬師 下薬師下薬師(しもやくし)の東端開地原(かいちはら)にあり、地元では朝倉(あさくら)神社とよばれる。神体は朝倉義景着用の冑の一部という鉄片。「大野郡誌」所載の縁起によれば、朝倉家代々の氏神で、かつて「英林寺」に鎮座していたという。また同書には、朝倉治助が個人で奉祀し、毎年元旦と六月一一日に私祭を行い、その龕は左甚五郎の作と伝えるとある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報