デジタル大辞泉 「百聞は一見に如かず」の意味・読み・例文・類語 百聞ひゃくぶんは一見いっけんに如しかず 《「漢書」趙充国伝から》人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「百聞は一見に如かず」の意味・読み・例文・類語 ひゃくぶん【百聞】 は 一見(いっけん)に如(し)かず 一〇〇回聞くより一回見るほうがよくわかる。何度繰り返し聞いても、一度実際に見ることに及ばない。[初出の実例]「右は所謂百聞不レ如二一見一の理にして」(出典:新聞雑誌‐一三号・明治四年(1871)九月)[その他の文献]〔漢書‐趙充国伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
故事成語を知る辞典 「百聞は一見に如かず」の解説 百聞は一見に如かず ものごとの実際は、耳で聞くよりも、目で見る方がはるかによくわかる、ということ。 [使用例] いくら化繊の着物で便利で経済的だと説明しましても、やはり百聞は一見にしかず、自分たちと同年代のお嬢さんや奥さんに実験していただいたものを体験談として掲載すれば、一般消費者の方々にもかなりの説得力があるんではないでしょうか[平岩弓枝*女の気持|1974] [由来] 「漢書―趙ちょう充じゅう国こく伝」に見えるエピソードから。紀元前一世紀、前漢王朝の時代の中国でのこと。異民族の攻撃に際して対応策を問われた老齢の将軍、趙充国は、「百聞は一見に如かず(何度、報告を聞いたって、実際にその場に行って見るには及びません)」と述べて、自分が現場に駆けつけて指揮を取りたいと願い出た、ということです。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by
ことわざを知る辞典 「百聞は一見に如かず」の解説 百聞は一見に如かず 人の口から一〇〇回聞いても、自分の目で一回見るには及ばない。何度も聞いたことも、実際に見るのとは理解に大きな差がある。 [使用例] 満州北支に旅行をしハルビン熱河、大同北京を見た。百聞は一見にしかずというのは本当だと思った。それからは支那の画や彫刻を見ても本腰に見られるようになった[中川一政*モンマルトルの空の月|1955] [解説] 「漢書―趙充国伝」にあることば。古くは、やはり漢籍に由来する「千聞一見に如かず」がよく用いられていました。 [類句] 聞くと見るは大違い 〔英語〕Seeing is believing.(見ることは信じること) 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報 Sponserd by