盤礴・般礴(読み)ばんはく

精選版 日本国語大辞典 「盤礴・般礴」の意味・読み・例文・類語

ばん‐はく【盤礴・般礴】

〘名〙
① (形動) 広大なさま。
※三教指帰(797頃)下「盤礴方輿、漂蕩摧裂、穹隆円蓋、灼燻砕折」 〔翟楚賢‐碧落賦〕
② (━する) 両足を投げ出してすわること。また、あぐらをかいてすわること。箕踞(ききょ)箕坐(きざ)
蔭凉軒日録‐文明一八年(1486)六月一六日「就中署宅盤礴喫梵天瓜茶話」 〔荘子‐田子方〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android