相棒(読み)アイボウ

デジタル大辞泉 「相棒」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぼう〔あひ‐〕【相棒】

駕籠かごやもっこなどを一緒にかつぐ相手
一緒に仕事などをする相手。仲間パートナー
[類語]相手相方仲間パートナー同輩朋輩ほうばい同僚同志同人メート同士常連一味一派徒党味方翰林盟友同腹

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精選版 日本国語大辞典 「相棒」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぼうあひ‥【相棒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 駕籠(かご)や、もっこなどの前後をかつぐ相手の人。相肩棒組
    1. [初出の実例]「草鞋(わらんぢ)引しめ、合棒(アヒボウ)とつれだち出しが、間もなく帰り」(出典咄本・都鄙談語(1773)辻駕)
  3. 転じて、いっしょに物事をする相手、仲間をいう。
    1. [初出の実例]「世間で乃公(おれ)の相棒ときめて居る木下は」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉六)

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デジタル大辞泉プラス 「相棒」の解説

相棒

日本のテレビドラマシリーズのひとつ。放映はテレビ朝日系列。水谷豊演じる頭脳明晰な刑事・杉下右京が、片腕となる若い刑事とパートナーを組み難事件を解決する。2000年、2001年に放映された単発ドラマの好評をきっかけに連続ドラマ化。2002年の第1シーズン以降、2015年までの間に14のシリーズが制作・放映されているほか、映画化作品やスピンオフ作品もある。その他の出演:寺脇康文、及川光博、成宮寛貴、反町隆史、川原和久など。2008年には本作の演技により、水谷豊、寺脇康文が橋田賞を受賞している。

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知恵蔵mini 「相棒」の解説

相棒

テレビ朝日系列放映、東映制作の刑事ドラマシリーズ。俳優の水谷豊扮する警視庁特命係の警部・杉下右京とその相棒の活躍を描く。2000年に単発ドラマとして放送され、以後、シリーズ化された。15年3月までにテレビシリーズ14作品、劇場版3作品、スピンオフ映画2作品が公開されている。水谷の相棒役は、1代目を寺脇康文、2代目を及川光博、3代目を成宮寛貴が務めた。15年10月に放送が開始されるテレビシリーズ15作目からは、反町隆史が相棒役を演じることが決定している。

(2015-7-22)

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