真言院の御修法(読み)しんごんいんのみずほう

精選版 日本国語大辞典 「真言院の御修法」の意味・読み・例文・類語

しんごんいん【真言院】 の 御修法(みずほう・みしほ)

  1. 真言院の御修法〈年中行事絵巻〉
    真言院の御修法〈年中行事絵巻〉
  2. 宮中にあった真言院教王護国寺僧侶によって正月八日から一四日までの七日間行なわれた御修法。国家安穏、五穀豊穰、息災安穏を祈念するためで、金剛界胎蔵界毎年交互に行なった。後七日の御修法。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「八日は大極殿の御斉会。同日真言院(シンゴンいん)の御修法(ミシホ)」(出典:太平記(14C後)二四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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