真読・信読(読み)しんどく

精選版 日本国語大辞典 「真読・信読」の意味・読み・例文・類語

しん‐どく【真読・信読】

〘名〙 経典を読むとき、その本文を略さないで、ていねいに読誦(どくじゅ)すること。多く、大般若経六〇〇巻の読みかたにいい、転読③に対するもの。
平家(13C前)一「八幡百人の僧をこめて、信読の大般若を七日よませられける最中に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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