真読(読み)シンドク

デジタル大辞泉 「真読」の意味・読み・例文・類語

しん‐どく【真読】

[名](スル)経文きょうもんを省略しないで全部読みとおすこと。→転読

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精選版 日本国語大辞典 「真読」の意味・読み・例文・類語

しん‐どく【真読・信読】

  1. 〘 名詞 〙 経典を読むとき、その本文を略さないで、ていねいに読誦(どくじゅ)すること。多く、大般若経六〇〇巻の読みかたにいい、転読に対するもの。
    1. [初出の実例]「八幡に百人の僧をこめて、信読の大般若を七日よませられける最中に」(出典:平家物語(13C前)一)

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