石山 正三(読み)イシヤマ ショウゾウ

20世紀日本人名事典 「石山 正三」の解説

石山 正三
イシヤマ ショウゾウ

昭和期のロシア語学者,ロシア文学研究家



生年
大正3(1914)年2月23日

没年
昭和48(1973)年11月14日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京外国語学校ロシア語部〔昭和15年〕卒

経歴
昭和16年東京外国語学校の教壇に立ち、以来多くのロシア文学者、ソ連研究者を育成、同時にロシアの劇作家、文芸評論家、思想家の研究、紹介に努めた。翻訳書にオストロフスキー「収入ある地位」「どんな賢人にもぬかりはある」「狼と羊」、チュルヌイシェフスキー「現実に対する芸術の美学的関係」、ドブロリューボフ「闇の王国」、ゲルツェン「自然研究書簡」などがあり、著書に「ロシア語の基礎」「ロシア語入門」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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