石川利光(読み)イシカワリコウ

デジタル大辞泉 「石川利光」の意味・読み・例文・類語

いしかわ‐りこう〔いしかはリクワウ〕【石川利光】

[1914~2001]小説家。大分の生まれ。本名利光としみつ戦後、出版社社長として丹羽文雄主宰「文学者」を発行。「春の草その他芥川賞受賞。他に「忘れ扇」「風と木の葉」「余白の日々」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川利光」の解説

石川利光 いしかわ-りこう

1914-2001 昭和-平成時代の小説家。
大正3年2月3日生まれ。戦前は「換気筒」「泉」などの同人誌に参加。戦後は出版社次元社の社長をつとめる。丹羽文雄主宰の「文学者」発行につくした。昭和26年「春の草」その他で芥川賞。平成13年7月14日死去。87歳。大分県出身。法大卒。本名は利光(としみつ)。作品はほかに「風と木の葉」「余白の日々」など。

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