石永(読み)いしなが

日本歴史地名大系 「石永」の解説

石永
いしなが

みなみ郷にあった。暦応二年(一三三九)一二月二五日の僧隆増田薗質券(長谷場文書)によれば、「南郷石永図合田」内の田園が中野助法橋隆増から長谷場幸純に銭一五貫文の本銭返しで質入れされた。同日付の田園坪付(同文書)によれば、質入れされたのは得楽図合田五反・同所財万三反、垣本三反・同所四反、松本五反の計二町と定善古居園・実円坊古居園の二ヵ所であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android