石野・猿投・保見地区(読み)いしの・さなげ・ほみちく

日本歴史地名大系 「石野・猿投・保見地区」の解説

石野・猿投・保見地区
いしの・さなげ・ほみちく

猿投東部・猿投中部・猿投北部ともいう。勘八かんぱち峡以北の矢作川上流域が石野地区、猿投山からかご川流域が猿投地区、伊保いぼ川流域が保見地区。北側を名古屋から足助あすけ(東加茂郡足助町)に抜ける猿投グリーンロードが通る。篭川と伊保川による開析地に集落が集まり、三地区の面積の六五パーセントは山林原野である。猿投山麓では珪砂産業や木節きぶし粘土の採掘窯業、輸出用タイルの生産が盛んである。低地では柿・桃などの果樹西瓜・大根などの野菜が栽培される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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