破瓜(読み)ハカ

デジタル大辞泉 「破瓜」の意味・読み・例文・類語

は‐か〔‐クワ〕【破×瓜】

《「瓜」の字を縦に二分すると二つの八の字になるところから》
8の2倍で、女性の16歳のこと。
8の8倍で、男性の64歳のこと。
性交によって処女膜が破れること。
[類語]志学弱冠而立不惑知命耳順華甲還暦古希致仕喜寿傘寿半寿米寿卒寿白寿茶寿皇寿厄年

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精選版 日本国語大辞典 「破瓜」の意味・読み・例文・類語

は‐か‥クヮ【破瓜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「瓜」の字を分けると「八」の字が二つになるところから )
    1. (イ) ( 八の二倍で ) 女子一六歳の称。また、一六のこと。
      1. [初出の実例]「除却佳人翠袖枝、還看西子破瓜姿」(出典:艸山集(1674)二一・夏日会向陽房賦洗竹見山一律)
      2. [その他の文献]〔孫綽‐情人碧玉歌〕
    2. (ロ) ( 八の八倍で ) 男子六四歳の称。
      1. [初出の実例]「従有公辞一レ世、破瓜加一年」(出典:常山文集(1718)四・五律)
      2. [その他の文献]〔通俗篇〕
  3. 性交によって処女膜が破れること。
    1. [初出の実例]「小妓の〈略〉未だ破瓜(〈注〉まだウブ)せざる者も」(出典:柳橋新誌(1874)〈成島柳北〉初)

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