神上がる(読み)カミアガル

デジタル大辞泉 「神上がる」の意味・読み・例文・類語

かみ‐あが・る【神上がる】

[動ラ四]
かむあがる」に同じ。
「後に久しくましまして彦火火出見尊―・りましぬ」〈神代紀・下〉
巫女みこに乗り移っていた神霊巫女から離れて天に上る。
「うなり声を引て―・る」〈滑・浮世床・二〉

かむ‐あが・る【神上がる】

[動ラ四]神として天に昇る。多く天皇や皇族が死ぬことにいう。かみあがる。かんあがる。
「天の原岩戸を開き―・りあがりいましぬ」〈・一六七〉

かん‐あが・る【神上がる】

[動ラ四]かむあがる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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