神嘗(読み)カムニエ

デジタル大辞泉 「神嘗」の意味・読み・例文・類語

かむ‐にえ〔‐にへ〕【×嘗】

かんなめ」に同じ。
九月ながつきの―の大幣帛おほみてぐらを」〈祝詞九月神嘗祭

かん‐なめ【神×嘗】

神嘗祭かんなめさい」の略。かむなめ。

かん‐にえ〔‐にへ〕【神×嘗】

《「かむにへ」とも表記》「かんなめ」に同じ。

かむ‐なめ【×嘗】

かんなめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神嘗」の意味・読み・例文・類語

かん‐なめ【神嘗】

〘名〙 (「かむなめ」とも表記) 「かんなめさい(神嘗祭)」の略。
※拾芥抄(13‐14C)下「祈年月次・神嘗・毎年大嘗等祭。為中祀
太平記(14C後)二四「九月には、九日重陽の宴。十一日は伊勢例幣・祈年(としこい)・月次(つきなみ)・神嘗(カンナメ)新嘗・大忌・風神」

かん‐にえ ‥にへ【神嘗】

〘名〙 (「かむにへ」と表記) =かんなめ(神嘗)
延喜式(927)祝詞「常も進(たてまつ)る九月の神嘗(かむにへ)の大幣帛を〈略〉忌部弱肩に太襁取り懸けて」

かむ‐なめ【神嘗】

かむ‐にえ ‥にへ【神嘗】

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