神種村(読み)このくさむら

日本歴史地名大系 「神種村」の解説

神種村
このくさむら

[現在地名]夢前町神種

前之庄まえのしよう村の北西に位置し、夢前川右岸の明神みようじん山南麓に立地する。南は高長こうちよう村。慶長国絵図に「高草村」とみえ、元禄郷帳にはカウノクサと読みが付される。正保郷帳では田方一五二石余・畑方八二石余。宝永年間(一七〇四―一一)の前之庄組高反別帳写(清瀬家文書)では高二九四石余、反別は田方一一町四反余・畑方一二町六反余、免六ツ、家数六七・人数四一三。天保郷帳では高三六〇石余。寛政六年(一七九四)の姫路藩財務覚書(熊谷家文書)によると、一五石余が大豆納で不作の年は手形米で上納した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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