デジタル大辞泉 「神通力」の意味・読み・例文・類語 じんずう‐りき〔ジンヅウ‐〕【神通力】 《「じんつうりき」とも》超人的な能力。通力つうりき。「神通力が失せる」[類語]霊感・魔力・霊力・念力・超能力・千里眼・テレパシー じんつう‐りき【神通力】 ⇒じんずうりき(神通力) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「神通力」の意味・読み・例文・類語 じんずう‐りき ジンヅウ‥【神通力】 〘名〙 (古く「じんずりき」、後世「じんつうりき」とも) =じんずう(神通)※御伽草子・伊吹山酒呑童子(古典文庫所収)(室町末)「かれら、しんつうりきのものなれば」 〔添品法華経‐見宝塔品〕[語誌]「日葡辞書」には「Iinzzǔ」「Iinzzuriqi」が立項され、「Iinzzǔ」の項に「Iinzzǔ(ジンヅウ)、または、Iinzzuriqiuo(ジンヅリキヲ) ウル」とあるところから、ジンヅリキという語形が存在したと考えられる。「通」が濁るのは「神」の鼻音韻尾による濁音化だが、近代に入ると「通力」の語への類推からか、ジンツウリキの語形を生じ、一般化している。 じんつう‐りき【神通力】 〘名〙 =じんずうりき(神通力) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報