出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
くじ引きによって品物を人々に分け与えること。歴史的には、奈良時代聖武(しょうむ)天皇の天平(てんぴょう)2年(730)正月、座興として、仁・義・礼・智・信の一文字を書いた短冊を引かせ、その文字によって綿布などを賜ったのが記録に残る最初のものといわれる。また2人が向き合って餅(もち)を引き合い、取り分の多少によってその年の吉凶を占う、主として正月の縁起遊びであった。江戸時代になると、宝引(ほうび)きという名で、数本の縄の先に景品を結び、それを引き当てる正月の子供の遊びが路上で行われた。この形が、現在の商店での客寄せのための福引に発展したといえる。その後は正月に限らず目的に応じて行われ、宴会の余興には見立て、籤取(くじとり)、茶番福引などさまざまなくふうが凝らされた。
[稲垣史生]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新