出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
神奈川県中西部にある市。1955年市制。人口17万0145(2010)。丹沢山地の南斜面とその南麓にある秦野盆地とを市域とする。中心の旧秦野町は,丹沢山地から流出する河川が山麓でつくった扇状地の末端部に形成された市場町(十日市場と呼ばれた)で,矢倉沢往還沿いの宿場町でもあった。江戸時代からこの一帯で栽培が盛んであったタバコの集散地として栄え,明治に入ってからは専売公社のタバコ製造工場も設立されて,秦野はタバコの町として知られた。このほか木綿や竹細工も生産された。1927年小田急電鉄の開通により東京新宿と直結され,丹沢山地への登山口として,秦野・渋沢両駅がにぎわった。第2次大戦後,タバコ栽培は急速に衰えたが,国道246号線(東京~沼津)の改修を機に内陸工業地としても注目され,南部では花卉園芸が盛んであるが,東名高速道路の開通によって市街地化が進んでいる。丹沢大山国定公園の南の根拠地として,夏季には観光・登山客が多い。市の南東部に鶴巻温泉がある。
執筆者:伊倉 退蔵
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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